アースサウンド

アースサウンド（欧字名:Earth Sound、2007年4月13日 - ）は、アメリカ合衆国生産・日本調教の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍に2012年のオーバルスプリント。

馬名の意味は、地球の響き。

経歴

2009年8月15日、新潟競馬場5Rの2歳新馬戦（ダート1200m）で、後藤浩輝を背にデビューし、2着。次走、デビュー戦と同条件の2歳未勝利戦で初勝利を収めた。条件戦で2勝目を挙げた後、11月に初の重賞挑戦として兵庫ジュニアグランプリに出走。ラブミーチャンとの競り合いにわずかに及ばなかったものの、これに次ぐ2着に好走した。GI級競走初挑戦の全日本2歳優駿は前で粘って3着に入った。

3歳シーズンは5月の兵庫チャンピオンシップから始動したが、10着大敗。次走のユニコーンステークスでも10着に敗れ当た後、いったん条件クラスに戻って3勝目をマーク。4歳夏の降級を挟み、7月の条件戦で4勝目、9月のBSN賞で5勝目・オープン戦初勝利を挙げた。9月の東京盃以降は調子を崩し、5戦連続で二桁順位に沈む。

5歳8月のBSN賞で約11か月ぶりに馬券圏内となる3着に好走した後、オーバルスプリントに出走。直線早め先頭に立ち、追い込んできたトーセンアレスをハナ差で凌いで重賞優勝を飾った。12月のカペラステークスで最下位16着に敗れたのがラストランとなり、同月15日付で競走馬登録を抹消され引退した。引退後は北海道新冠町のハシモトファームで繁殖牝馬となる。