(じ、巴: mettā [メッター]、梵: maitrī [マイトリー]、英: loving-kindness)とは、仏教の概念で人々(生きとし生けるもの)に深い友愛の心、慈(いつく)しみの心を持つこと。また、それらに楽を与えたいという心を持つこと。「抜苦与楽」の「与楽」に相当する。慈愛(じあい)とも訳される。

四無量心(四梵住)としてまとめられる4つ徳目「慈・悲・喜・捨」(じ・ひ・き・しゃ)の最初の1つ。

慈愛の瞑想

慈愛(mettā, メッター)に満ちた思いを思念することで、慈を育てることができる。これは禅定(巴: jhāna)の一種であるという。慈はウィパッサナーの基礎であり、慈を持たなければウィパッサナーを実践することはできないとされる。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 四無量心
  • 慈悲
  • 慈悲の瞑想
  • 慈しみ

北風や慈悲の仏の首は無し扇状河原の道祖神(その2)・・・ Sakito2017.2.start

慈しみの実践に条件はありません 初期仏教 人間関係 慈悲喜捨 jtba YouTube

「慈」の画数・部首・書き順・読み方・意味まとめ モジナビ

仏様教えてください、慈愛の命を アートの輪

慈光院 仏師山崎祥琳/仏像彫刻集