ダニエル・アカーシオ(Daniel Acácio、1977年12月27日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。リオデジャネイロ州リオデジャネイロ出身。エヴォルサオ・タイ所属。ルタ・リーブリ黒帯。現Superior Challengeウェルター級王者。
PRIDEデビュー戦の高瀬大樹戦でシュートボクセの十八番である踏み付け攻撃を連発し、TKOに追い込んだことから、「踏み付け大奉行」のニックネームで呼ばれたこともあった。
シュートボクセ・アカデミー時代のヴァンダレイ・シウバのスパーリングパートナーを務めていた。
来歴
2000年5月27日、ブラジルのMeca World Vale Tudoでプロデビュー。デビュー戦はニルソン・デ・カストロに敗れるものの、その後8連勝。
2005年4月3日、PRIDE初参戦となったPRIDE 武士道 -其の六-で高瀬大樹と対戦し、サッカーボールキックでTKO勝ち。
2005年7月17日、PRIDE 武士道 -其の八-で三崎和雄と対戦し、3-0の判定勝ち。
2005年9月25日、PRIDE 武士道 -其の九-のウェルター級(-83kg)トーナメント1回戦で三崎の同門である郷野聡寛と対戦。序盤は郷野を追い込む場面もあったが、後半巻き返され、判定負け。
2006年9月16日、初参戦となったパンクラスで川村亮と対戦し、右フックでKO負け。
2007年8月4日、Fury FC 4で行われた83kg級グランプリ1回戦でジル・フレイタスに判定勝ち。
2007年12月6日、Fury FC 5で行われた83kg級グランプリ準決勝でアンドレ・ミキトにTKO勝ちするも、決勝でホジマール・パリャーレスにヒールホールドで一本負け、準優勝に終わった。
2008年7月、シュートボクセを離脱し、ユニバーシダデ・ダ・ルタに移籍した。
2010年10月29日、Superior Challengeウェルター級王座決定戦でデビッド・ベルクヘーデンと対戦し、2-1の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
人物・エピソード
- リオデジャネイロのファベイラ(スラム)出身である。過酷な幼少期を過ごしたことが、現在の恐れを知らず突っ込んでいくファイトスタイルにつながっている。何を見てもまったく驚かず、神経が図太いことから「死んだ魚の目」とも呼ばれる。
- 桜庭和志がシュートボクセ・アカデミーに武者修行に行った際にはホテルから道場までの送迎役だったが、運転が下手で身に危険を感じた桜庭に運転の交代を要求された。
戦績
獲得タイトル
- 初代Superior Challengeウェルター級王座(2010年)
脚注
関連項目
- 男子総合格闘家一覧
- Superior Challenge王者一覧
- PRIDE選手一覧
外部リンク
- パンクラス 選手データ
- PRIDE 選手データ
- バウトレビュー 選手データ
- ダニエル・アカーシオの戦績 - SHERDOG(英語)



