京都府道104号高野修学院山端線(きょうとふどう104ごう たかのしゅうがくいんやまばなせん)は、京都府京都市左京区を通る一般府道である。
概要
京都市左京区田中上古川町から京都市左京区山端川端町に至る。
京都市街地北東部の左京区にあり、コの字型のコースになっている。
路線データ
- 起点:京都市左京区田中上古川町(高野交差点=京都市道181号京都環状線交点、京都市道182号蹴上高野線終点)
- 終点:京都市左京区山端川端町(国道367号交点、京都府道103号上賀茂山端線終点)
- 重要な経過地:なし、
歴史
本路線は、田中上古川町から府道京都大原今津線(現在の国道367号の一部)を連絡する路線として、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づいた京都府の一般府道として1959年(昭和34年)に初めて認定した282路線のうちの1つである。
年表
- 1959年(昭和34年)12月18日 - 京都府が高野修学院山端線(京都市左京区田中上古川町 - 京都大原今津線交点)として府道路線認定。整理番号は一般地方道7。
- 1994年(平成6年)4月1日 - 京都府が路線番号を再編(路線認定の一部改正)し、整理番号を一般地方道104に変更。
路線状況
北大路通、白川通、北山通は都市計画道路として広幅な道路に整備されているが、これ以外は生活道路となっている。また、沿線には紅葉の名所として著名な詩仙堂や曼殊院があるため、秋には特に混雑する。
通称
- 北大路通
- 起点から白川通までの通り名。全線が京都市道182号蹴上高野線と重複しているが、京都市道が主要地方道であるため、一般府道である本路線を地図上に示す表記がない。
- 白川通
- 白川通北大路交差点からわずかに重複する。交差点で右折して南行する京都市道182号蹴上高野線に対して本路線は左折して北行するが、すぐに右折して東側を並走するように北上する。修学院道として再び交差する。
- 曼殊院道
- 一乗寺下リ松町から一乗寺稲荷町にかけての通り名。曼殊院道は本来東西の通りであるが、当区間のみ南北方向に通っている。交差する南端の角には一乗寺跡があり、当地には4代目の一乗寺下り松がある。
- 修学院道
- 修学院犬塚町から山端川原町にかけての通り名。
- 北山通
- 山端川原町から終点にかけての通り名。
重複区間
- 京都市道182号蹴上高野線(京都市左京区田中上古川町・高野交差点(起点) - 京都市左京区一乗寺木ノ本町・白川通北大路交差点)
地理
沿線には一乗寺地区を中心に神社・仏閣や歴史的建造物が散在し、修学院地区には離宮など、京都観光拠点のひとつとなっている。
通過する自治体
- 京都府
- 京都市(左京区)
交差する道路
交差する鉄道
- 叡山電鉄叡山本線
沿線
脚注
注釈
出典
関連項目
- 京都府の府道一覧
- 京都市内の通り
外部リンク
- 京都市左京土木事務所(京都市左京区の区間の道路管理者)


