新高湯温泉(しんたかゆおんせん)とは、山形県米沢市大字関にある温泉。米沢八湯の一つで一軒宿の吾妻屋旅館は「温泉米沢八湯会」に加盟している。西吾妻連峰天元台麓に位置する。
泉質
- 含硫黄・カルシウム - 硫酸塩温泉 (旧泉質名:石膏硫化水素泉)(低張性中性高温泉)
- 源泉温度55.6度、自然湧出、無色透明で硫化水素臭を有する。
- 湯は透明だが硫黄由来の白い湯の花が浮く。
- 飲泉可。
温泉地
標高1126メートルの山中に一軒宿の「吾妻屋旅館」(日本秘湯を守る会会員)が存在する。日帰り入浴可能な5つの露天風呂と、宿泊者用の内風呂があり、全て源泉掛け流しである。
温泉地からは米沢藩町割りの目印として知られる兜山、遠くには飯豊朝日連峰を望むことができる。
歴史
- 1812年(文政4年)に安部又エ門が発見、湯治場として知られる。
- 1902年(明治35年)に新高湯温泉として開業。「高湯温泉」とは下流にある白布温泉の別称であり、福島県福島市町庭坂の高湯温泉のことではない。
アクセス
- 公共交通機関
- JR米沢駅から「白布温泉」行バスで湯元駅バス停降車(40分)
- 湯元駅から宿泊者は送迎有
- 車
- 東北中央道・米沢八幡原ICから約30分
- 磐越道・会津若松ICから約100分
- 磐越道・猪苗代磐梯高原ICから約70分(西吾妻スカイバレー経由)
周辺
- 天元台高原スキー場
- 白布温泉
- 西吾妻山
- 西吾妻スカイバレー
脚注
外部リンク
- 新高湯温泉 吾妻屋旅館
- 温泉米沢八湯会
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